ドメーヌ ソガ 2016
長野県にあります『小布施ワイナリー』をご紹介します。
生産本数が限られているので、買えたらラッキー、飲めればさらに幸運!かなりレアなワインといえます。
小布施ワイナリーの特徴は、国産ブドウ・自社醸造100%にこだわり小布施町の大地の恵みを封じ込めた熱い思いを込めたワインです。
「インナーマッスルを鍛える」とか「脱いだら凄い身体」という造りが小布施ワイナリーの目指すところ!
さらに2013年『日本のワインブームの今こそ手綱に締め減産へ』と宣言し、翌年には40%弱の減産に成功。
なぜ、減産なの?
減産する事により丁寧なワイン造りを心がけ、ワインの品質を高めていく。40%減なら今までの倍近く手をかけてブドウやワインを造れる、愚直に品質管理を貫く事がやはり重要!奢らず、現状に満足せず進歩し続ける事が一番大切と考えているからなのです。
ワイン畑に手間暇をかけ、費用対効果が悪い醸造機器や技術に投資をして日々更なる努力を重ねているワイナリーでもあります。
私は理系出身だから分かるけど、遺伝子分析やHPLC(高速液体クロマトグラフィー)などの精密機器をワイナリーで使うんかい!ってツッコミ入れたくなる(笑)
また、生産者の熱い思いが裏ラベルに書いてあります↓
やばくないですか(笑)
今回飲んだこのワインのエチケットにサンシミ「VIGNE SANS CHIMIE」の文字が、つまりは「ワイン畑で化学的な農薬、肥料を一切使ってないよ」って意味で。2011年7月に日本ではじめて有機栽培の承認を取得したらしい。
そんなワイナリーには「ソガペールエフィス」と「ドメーヌ ソガ」の2つの畑があり、今回は後者の自社畑100%の貴重なシャルドネをいただきました。
うわー美味しい!しっかりとコメントしていきます。
Domaine Sogga 2016
生産地:長野県上高井郡小布施町
ブドウ品種:シャルドネ
外観:輝きのある、グリーンががったレモンイエローの色調。若々しく還元的な印象。
香り:熟したグレープフルーツや薄くスライスにした白桃のフルーツの香りに、白い花などが広がる。そこに、サワークリームやタイムなどのハーブのニュアンス。第1アロマ中心でMLF、若々しく、熟したフルーツの印象。
味わい:アタックはソフトでオフドライ。クリーミーできめ細やかな酸が味わいをドライに引き締めている印象。塩味的なミネラルとグレープフルーツの皮の様な苦味が余韻を長くする。
極めてミネラリーな味わいに、もはや言葉が出ませんでした。
購入できる機会があったら、即決した方が良いワインの1つです。
それもまた出会いですね。
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