Domaine Leroy Vosne-Romanee 2014
ブルゴーニュのドメーヌの中でも別格としての存在感を放つ名門ルロワ社。
ルロワは「ワインの個性は土地が決定するもの。ワインは畑で生まれ、生産者はその助けをするだけ」という考えから、ブルゴーニュでも早くからビオディナミを導入し、畑の持つ個性を最大限に表現するワインを追求してきました。
ルロワは3種類のワインが存在しています。
①メゾン・ルロワ…良質なワインだけを買い付け、ルロワ社のセラーで飲み頃になるまで熟成させたコレクション。
キャップシールが白色で、ラベルに「Mis en bouteille par Leroy Negociants a Auxey-Meursault(Cote-d’Or)」と記載されています。
②ドメーヌ・ルロワ…自社のビオディナミ農法を取り入れ栽培されたブドウで、収穫、醸造、瓶詰めまで一貫して行ったワイン。
キャップシールが蝋のタイプと通常タイプの2種類があり赤色(通称:赤キャップ)で、ラベルに「Mia en bouteille an Domaine Leroy Vosne-Romanee(Cote-d’Or)」と記載されています。
③ドメーヌ・ドーヴネ…ルロワ社のオーナーであるマダムルロワが個人で所有する畑で作られたワイン。ラベルにはサン・ロマン村にある屋敷の絵が描かれており、生産量も僅かで貴重なワインです。
今回、ワインで戴いたワインはこちら↓
Domaine Leroy Vosne-Romanee Aux Genaivrieres 2014
(ドメーヌ ルロワ ヴォーヌ ロマネ ジュヌベリエール 2014)
産地:フランス ブルゴーニュ
品種:ピノ・ノワール
外観:縁がややピンクががった鮮やかな紫色ががったルビーレッド。
香り:第1印象は魅惑的なエキゾチックな香り。熟したラズベリーにバラ、ジビエやローストや土、スパイスなど複雑な香り。洗練された密度の濃い果実香中心。
味わい:滑らかで柔らかいアタック。密度が細かく凝縮した果実が口に広がる。豊富で洗練された酸が骨格をつくり、ミネラルが中盤からグッと押し上げてくる。どこまでも深い余韻にうっとりとしてしまう。
複雑に絡んだ魅惑的な香りに、粒子が細かく密度の濃い果実の味わい。
ブルゴーニュ地方の郷土料理「ブッフ ブルギニョン」とのペアリングです。
今回は牛バラ肉を使った赤ワイン煮込み。
ソースに含まれているスパイスがとても強調して一体感をつくりだしている。脂身の多いバラ肉だけれど、全然気にならない程に。
素晴らしいペアリング(^^)
0コメント