クルテフランカ DOC

イタリア ロンバルディア州の『DOCG Franciacorta』 と同じ生産エリアに、スティルワインの生産が認められている『DOC Curtefranca 』があります。

ちょっとマニアックなイタリアのDOCです(笑)

2008年までは『DOC Terre do Franciacorta』と呼ばれていました。
名前が変わる事は珍しくないのですが、同じFranciacortaが名前に入ると”あれ、泡じゃない!?”って間違える事があるのでしょうね。

今回はフランチャコルタのトップメーカーでもあります『Ca’del Bosco』社のクルテフランカをご紹介します。

特筆すべきは『ベリースパ』と呼ばれるブドウの洗浄システムです。
収穫したブドウを綺麗に洗ってから醸造するので、雑味が少なく、酸化防止剤も少なく抑えられるのがメリットです。

白や赤ワインの両方とも生産可能なDOCで、今回は赤ワインをご紹介します。

Ca’del Bosco Curtefranca DOC 2015
(カーデルボスコ クルテフランカ)
生産地:ロンバルディア州 ブレーシャ県
品種:CS 40%、Me 35%、CF 25%

外観:深みのあるクリアなダークチェリーレッド。
香り:フレッシュで熟したブルーベリーやブラックベリーの香りに、黒胡椒や甘草などのスパイス、ベーコンやバニラ、下草や湿った土、林や森を連想させる様な香り。
フレッシュなフルーツの香りを主体として、複雑で冷涼さを感じ、ボルドーグラスから溢れるくらいの芳香量。
味わい:力強いアタックで極めて滑らかなエントリー。雑味のない果実味と下支えの円やかな酸味、キメ細かく柔らかいタンニンが広がる。上品で深みのある余韻がやや長めに続いていく。

上品でフレッシュな果実味、極めて滑らか味わいのしっかりとしたフルボディの赤ワイン。

このワインに『牛タンの赤ワイン煮込み』を合わせると最高です!

牛タンにたっぷりの赤ワインを一晩浸けて香りをつけ、香味野菜、クローブや黒胡椒のスパイスを使いトロトロまで煮込みます。仕上げにバターと隠し味の蜂蜜を使いコクのある味わい深い赤ワイン煮込みです。
まぁ、間違いないですよね(^^)

Wine Lover🍷

『ワイン講座』に引き続き、このサイトでもテイスティングの講座を掲載します(^^) 『Wine Lover🍷』ブログは… 仕事の関係上、またプライベートでワインを飲む機会が多く「これは美味しかったから忘れたくない!」というワインをブログとして記しておきます。 リーズナブルなデイリーワインから、記念日に開けたいワインまで幅広くご紹介できれば良いと思います。

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